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 原発事故の講演・報告その2

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 福島原発が爆発したときに、半径3km以上の住民には避難指示を出していなかったと思います。その事故後数日間が放射能が高濃度だったそうです。200km以上離れた東京の人ですら放射能を1年分浴びていたらしい。チェルノブイリでは、爆発現場から300km付近でも高濃度汚染がみられた場所が存在しています。当初は半径・同心円の距離で避難指示を決めていたのは、本当にひどい話です。避難した住民は、放射能を浴び、影響のない遠くへ行っていません。つまり汚染地区で生活し、日々放射能を浴び続けている人がたくさんおられます。内部被爆がどうなっているかはわかりませんが、放射能が蓄積して影響は10年、20年以上の話になってしまい、恐ろしいことです。遺伝子に影響を及ぼし、免疫を壊し、そして甲状腺がん、白血病・・・などになりやすい。