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 大飯原発再稼働要請方針の野田政権はなにを考えているか?

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働に向け野田佳彦首相が福井県に協力要請する方針を固め、「安全性をしっかりチェックした上で動かす」方針を取っています。
 しかし、安全基準をつくる過程が最も重要だとの考えを強調しているにもかかわらず、もうすぐ廃止する原子力安全保安院が、2日間で安全基準をつくって、それでオーケーと判断する政府はとても無責任と思います。
  もっと無責任なのは真実を伝えないことです!
福島原発は終息していません。今だに放射能は漏れています。
 そしてなによりも腹立たしいのは、津波がきたときに適切な処置を施しておらず、被害を拡大させています。原子炉を冷やすことの技術は、水素爆発を阻止しておれば可能なはずです。
 除染しても放射能はなくなりません。廃墟にする方が早く復興ができると思います。チェルノブイリの事故では地図上で500以上の市町村が姿を消しています。
 政府はもっと国民のために消費税のことばかり考えずにやってほしいものですね!