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 「辛坊治郎さん!」 よく辛抱したね・・その2

 辛坊氏は6月21日、岩本氏(視力障害者)と挑戦した太平洋横断中にヨットが浸水、海上自衛隊の救難飛行艇に救助された。直後の会見では「救助にたくさんの人手や税金を使うことになった。どの面下げてという思いはする」と涙ながらに休業を示唆。海上保安庁の聞き取り調査を受けながら自宅などで静養していた。
 自粛していたニュースキャスターの辛坊治郎氏(57)が8月3日、読売テレビ制作の報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜前8・00)に生出演。事故について報告するとともに「皆様のおかげで助けていただいて、新しい命を頂きました。せっかく頂いた命ですから、皆様にどんな形で恩返しできるのか、大切に使っていきたい」と神妙な表情で話した。10日放送回からキャスターとしてレギュラー復帰する。
 多額の救助費用がかかったことについて一部で批判もあるが、辛坊氏は海上自衛隊が「命を懸けて救ってくれた」と感謝。「お金を払うとか、金額にするという発想自体が違う」とした。ヨットは保険に加入していたので民間による救助なら費用を支払うことができたが、自衛隊には「制度的に支払うことができない」。今後は「国民の義務を果たしてしっかり納税していく」ことで返していくとした・・・・と報道されている。

 ここで辛坊氏が、立派と思われるのは、自分の事故を番組で検証し、その番組に復帰すのはとても考えられない。自分からバッシングを受けにいったようなものです。多分彼は、報道人として使命感と恩返しで、この辛い道を選んだと思う。