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 高校野球はもっと球児のことを考えてほしい!(その1)

 いつも高校野球を観て思うことがあります。
気になること;花巻東5-4鳴門の試合(8月19日)で、花巻東の156センチの千葉翔太外野手(3年)が、5打席5出塁と3回戦の済美戦に続き、大活躍した。
 1回の第1打席は13球粘って四球。第2打席は2球目を打って中前へクリーンヒット。第3打席、第4打席はいずれも8球粘って四球。第5打席は10球粘って四球と鳴門のエース板東に計41球(全投球数は163)も投げさせたと新聞の記事として載っています。
 私にしてみたら、鳴門の坂東投手はほぼ一人で投げ勝ってきている将来有望な選手です。それを疲れさせて花巻東が逆転で勝っていますが、作戦とはいえあまりフェアーとは思えません。
 以前の夏の甲子園で、2回戦の明徳義塾高校戦で星陵高校は敗退しています。この試合で元巨人・元ヤンキースの松井が受けた5打席連続敬遠は、高野連が急遽記者会見を開くなど、社会問題にまで発展。明徳義塾監督の馬淵史郎氏は試合後、「(星稜の練習を見て)高校生の中に一人だけプロの選手が混じっていた」とコメントしている。これもフェアーでないかもしれないがしかないですね。