トヨタ自動車の常務役員ジュリー・ハンプ容疑者(55)が麻薬を密輸したとして、警視庁に麻薬取締法違反容疑で逮捕された事件で、国際郵便で送られた麻薬成分を含む錠剤は、袋などに複数に小分けされ、小包の底に入っていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁は同日、ハンプ容疑者(55)を送検。輸入した経緯や目的を詳しく調べる。
捜査関係者によると、ハンプ容疑者は「麻薬を輸入したとは思っていない」と容疑を否認。と報道されている。
ここで一言;この常務は「オキシコドン」が日本では麻薬の取り扱い薬物だと知らなかっただけで、米国でも、オキシコドンは医師の処方が必要となるが、処方される機会は多く、一般的な痛み止めとして広く使用されている。その半面、多くの中毒者が出て社会問題となっている。歯科治療後の痛み止めや高齢者の慢性疼痛(とうつう)の治療などに広く使われており、2009年に急死した歌手のマイケル・ジャクソンさんが服用していたとも報じられています。
つまり、まったく麻薬などの認識がないのがわかります。ただトヨタの常務なので、気をつけなければなりません。
当診療所も「オキノーム(日本の薬)」を、がん患者さんの疼痛に使用していました。どんな痛みがあったのか知りませんが、米国では、簡単にだれでも使用できます。日本は麻薬指定がありますので、麻薬の免許を持った医師の処方せんで、尚且つ服薬して余ったりしたら、返却義務があります。わが国では依存症患者はいないと思います。