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 福島原発事故の後遺症が心配(7月1日・記)

 福島県内の保護者らでつくる「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」など六つの市民団体は30日、福島市に住む6~16歳10人の尿を調べたところ、全員の尿から放射性セシウムが検出されたと発表した。
 依頼を受けて尿を検査したフランスのNGO「アクロ」のデービッド・ボアイエ理事長は、会見で「子どもたち全員の内部被曝(ひばく)が確認された。汚染の値は低かったが、さらに詳しい調査が必要だ」と話した。6団体は、子どもを最優先に内部被曝の検査をすることや、被曝を減らす対策をとるよう政府と福島県に求めていく。 という記事が載っていました。チェルノブイリと同等以上のことが起こるかもしれません

 血中アミラーゼが高い人の運命(7月1日・記)

 健診(検診)などでは、血中アミラーゼはあまり測ったりしませんが、Aさん60歳代の女性とBさん70歳代の男性とがアミラーゼが高値を示していました。Aさんはちょくちょく下痢をしていました。最近になって全身倦怠が強いといわれ、採血したら通常の5倍上昇していました。直ぐ病院に紹介しましたが、膵がんで末期でした。Bさんは1.5~2倍くらいでしたが、糖尿病、高血圧も合併し、尚且つCA19-9(膵がんのときに上昇する腫瘍マーカー)も2倍くらいになっていました。この方は病院で精密検査をしましたが、膵がんはなかったです。膵がんは本当に見つけにくいガンの一つです。異常値があっても、CT、MRIなどの高度医療機器を使用しないとわからない病気です。