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 乙武洋匡さん「パラリンピックを無くしたい」といってます!

 朝日新聞の電子版に下記の記事がありました。

 男子100メートルの優勝タイムを見ると、五輪が緩やかに記録を更新してきたのに対して、パラリンピックはソウル大会(1988年)で一気に1・4秒タイムが縮まり、その後も速いペースで更新されている。義足の進化が大きく寄与しており、産業技術総合研究所の保原浩明研究員は「この傾向が続けば、2068年に義足選手が五輪選手を抜く」と指摘する。
 ただ、義足は加速装置ではないか、という批判は依然として絶えない。健常者と障害者の垣根をなくすため、乙武さんが提唱するのがパラリンピックを無くし五輪と統合することだ。
 オリンピアンとパラリンピアンが同じ土俵で競い合うのではなく、柔道が体重別に分かれているように、例えば、100メートルを健常の部、義足の部、車いすの部、視覚障害の部などにクラス分けする。 乙武さんは「五輪とパラリンピックが統合される日がくるかもしれない。そのとき、その先鞭(せんべん)をつけたのが2020年の東京だったと振り返ることができたら」と期待している。(向井宏樹)と載っていました。

 ちょっと一言:私も以前からパラリンピックをなくして、いろいろなクラス分けをする方がいいと思っています。5年前志賀高原へスキーに行きました。サドルに座って滑る人が、リフトの係員に乗せてもらっていました。その人は1人ではリフトには乗れせん。しかし、いざゲレンデに行くと健常者の少し上手な人よりかなり上級の滑りをして、下っていきました。確かに下肢には障害がありますが、スキーのレベルは、比べようのないくらい上手でした。歩行に関しては障害者になりますが、スキーに関してはなんともいいよのない状況です。車いすバスケットなどは障害者に混じって健常者もやっているようです。だからクラス別で競技をするようになれば、パラリンピックはなくしてもいいと思います。