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非常事態宣言が延長されましが・・・

 新型コロナ感染症に関しての私の独断と偏見で意見を述べたいと思います。

 新感染者数は大都市も減少傾向で、それ以外の都市は一桁になってきました。収束したかに思え,地域によっては規制緩和の動きがでてきています。しかし、困ったことに、無症状及び軽症のクラスターを封じ込めていないため、大都会のあちこちに散在しており、明らかな数はわかりません。そして彼らの感染力が結構強いため、なかなか安心して通常の生活に戻ることができません。
 
 少し批判的になりますが、厚生労働省クラスター対策班の接触8割減を信用しすぎて、8割にこだわり新型コロナの疾病自体の対策が遅れているような気がします。個々に事情がありますので、概ね厚生労働省クラスター対策班のいう通り(感染者数の広がりの統計?)のようにはなりますが、現在のような状況(未確認クラスターが散在)になってしまうと感染者数の増減は、あまり意味を持たなくなります。次から次へと新薬ができつつありますので、それらを安全に早期に使用できたら特に問題はなくなります。

 私たちが安心して暮らせるには、まずは抗原(まだできません)またはPCR検査をしてもらい陰性(今のところ感染していない)を確認し、そして抗体価(まだ普及していませんが、過去の感染歴)も調べて、陽性でしたら感染しにくくなっています。もしワクチンができていたら接種してもらった方がいいと思います。(期待!)

 新型コロナの怖いのは、高齢者の男性、基礎疾患のある人などはハイリスクグループになり、致死率が上がります。発病すぐは、かるい風邪症状で軽症ですが、その後数日から1週間くらいで瞬時に急変しやすく、酸素が必要になります。そして人工呼吸器や人工心肺(ECMO)のお世話になった人の90%以上は死の転帰をとります!
 もし家族が新型コロナに感染したら、絶対に自宅で隔離して安静・加療はやめて、専門のホテルか病院かに行ってもらいましょう!連絡はネットで、面会はなし!

 海外ほどオーバーシュートにはなっていませんが、国の方針が緩い気がします。
   ①;37.5℃が4日以上持続しないと、PCR検査を受けさせなかった。今頃、高齢者に呼吸困難、全身倦怠、微熱などでも検査をすることになった。2か月以上前からわかっていることなのに、なぜPCR検査をさせないのか?このお陰で未確認クラスターがどんどん増えている!!
   ②;新型コロナ感染の軽症者を自宅で、隔離・安静・治療などをしたお陰で、家族内感染が始まり、未確認クラスターも増えつつある!
   ③;8割減の接触率は確かに役に立っているが、同時にクラスター対策が遅れているため結果的には未確認クラスターを絞り込めず。新しい感染者を隔離できても、未確認クラスターを減らせることはできていない!
   ④;経済的なことですが、外出自粛の要請しても、それの影響がで、対策がきちんとできていない。どんどん会社が倒産している。せめて固定費など減免か補助か、即施行してもらいたい。国はどんなことを決めるにも遅いため、時期を逸している場合が多い。病気で例えたら、診断がもたもたして治療方針も決まらず、診断決定後治療も遅れぎみで犠牲者(死者)が続出かな!?

 高齢者たちは、新型コロナに関して不利な状況下におかれています。しかたなく罹患した場合は早期診断即治療をすれば、そんな怖い病気でもありません。ただそれが、一部の運?のいい人に限られてしまうため、今のところは油断せずにしっかり予防して、三密にならないように気を付けましょう!!