小野市スポーツ賞の表彰式に行ってきました。私は小野市サッカー協会会長で招待されました。
国体1500m優勝の田中さん(西脇工業高校1年)
ジュニアオリンピックC100m西尾くん(小野中1年)
ジュニアオリンピックC100m松永さん(小野中1年)らはじめとしてたくさんの人が表彰されていましたが、サッカー関係の人はだれもいませんでした。
サッカー協会会長としては、なかなかつらいところです。
ところで「鈴木啓示さん」、NHKの解説者ですが、300勝投手、打たれたホームランン560本(世界記録)の持ち主です。
演題:「投げたらアカン!わが友・わが人生訓」ですが、
自分の人生の転機をいろいろ話していただきました。もともと阪神に入りたかったそうですが、阪神が指名しなかったので、大学に行くことにしていたが、近鉄のスカウトに現金を積まれて即決めたといわれてました。弱小球団の近鉄が自分を育て、鍛えて、300勝投手にしてくれたと講演されていました。当時の近鉄選手は、あまり熱心に練習する人が少なかったようです。だから自分のような素質の乏しい人間でも努力すれば、チャンスが与えられ、成績も残せたといわれてました。三原監督、・・西本監督、仰木監督など7人の人に世話になったようです。引退するときがつらかったといわれてました。前半戦で5勝していたが引退、ごまかしてシーズン最後までやれば10勝はできたかもしれない。でも過去のプレッシャーがあってシーズン途中で引退表明!巨人の王さんも引退するときでも、30本ホームランを打っていましたが、引退しています。勝って当たり前!ホームランを打って当たり前!という目に見えないプレッシャーが引退に導くのだと思います。大選手という証ですね。
小学校のとき、高校野球を見に行ったことがあります。兄と一緒に小野高校の応援に行きました。勝敗は憶えていませんが、次の試合が育英高校対長田高校で、育英の投手は鈴木さんでした。その当時から足を高く上げて、速い球を投げていました。育英が勝ってましたが、長田の投手がよかったから僅差だと思います。50年以上前の話です。その後こんなすごい大投手になるなんて、高校時代の鈴木さんを知っているなんて運がいい!?