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 原発事故の講演・報告その2

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 福島原発が爆発したときに、半径3km以上の住民には避難指示を出していなかったと思います。その事故後数日間が放射能が高濃度だったそうです。200km以上離れた東京の人ですら放射能を1年分浴びていたらしい。チェルノブイリでは、爆発現場から300km付近でも高濃度汚染がみられた場所が存在しています。当初は半径・同心円の距離で避難指示を決めていたのは、本当にひどい話です。避難した住民は、放射能を浴び、影響のない遠くへ行っていません。つまり汚染地区で生活し、日々放射能を浴び続けている人がたくさんおられます。内部被爆がどうなっているかはわかりませんが、放射能が蓄積して影響は10年、20年以上の話になってしまい、恐ろしいことです。遺伝子に影響を及ぼし、免疫を壊し、そして甲状腺がん、白血病・・・などになりやすい。

 原発事故の講演がありました。報告その1

 6月11日に「福島原発事故について」の講演があり、聴講してきました。政府、保安委員、東京電力など、正直に記者会見していると、とても思えなかったので、好きなサッカー観戦せずに講演を聴きに行ってきました。詳しく講演の内容を書くと私が疲れて大変なので、印象に残ったことだけを書きたいと思います。
 原発事故はまだまだ続いています。避難されている福島県、北茨城、宮城の一部の方々は先の見えない不安に怯えての毎日と思います。心からお見舞い申し上げます.放射能で汚染された地域は事故が終息するまでは何もできません。終息しても汚染物質を取り除いて放射能の安全領域になるまでは生活はまったくできません。戻れる時期には廃墟になっている可能性大と思われます。チェルノブイリ原発事故は500以上の町・村を地図上から消しており、こんなことが現実にならないよう祈るだけです