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 延命治療に胃ろう造設の賛否

 5月17日のNHKの「クローズアップ現代」で延命治療のことをやっていました。

 口から入らないので、胃ろう造設(腹の外から胃にチューブを入れて)し栄養や水分を与えます。こんなことをする人は、脳血管障害などで、意識障害のある人がほとんどと思われます。本人の意思決定はできません。とりあえず生かされています。早く楽にさせてあげたいものですね!

 ところが、こんな事例があります。夫の年金が結構もらっている家族がありました。家で寝たきりになっていても生きてさえおれば、年金が入ってきます。そんな家は胃ろう賛成派です。

 そこの病院がきらいで、ハンストをしている祖母ちゃんがいました。意識障害などはありませんが、食事は一切取らないため、死んでしまうので胃ろう造設を勧められるも退院したそうです。おむつはしており、尿のバルーンカテーテルも入ったまま帰宅されました。そして、そこへ往診へ行きました。家に帰ってきたら、食事もできるようになり、尿カテーテルも抜き、おむつもいらなくなりました。こんな人には胃ろうは絶対やってはいけないでしょう!!もう少しこの人の性格をわかってくれたら、この病院も嫌われなかったはずです!!

 「幸せの教室」を観てきました!

 主人公(ラリー)は大学を出ていないという理由から昇進の可能性がなく、リストラされてしまう。その後、就活のために大学に通い、大学での新生活に希望を抱くラリーだったが、ラリーを教える教師のメルセデス、まただらしない夫に嫌気が差している状況で、仕事への情熱を失っていた。しかし、そんな二人の出会いがお互いの人生を大きく変えていくストーリです。

 トム・ハンクス(ラリー)とジュリア・ロバーツ(メルセデス)のハッピーエンドになる映画ですが、お互いに生活に失望感を抱いている二人が出会い、引き寄せ合っていったのはわかります。でもなにが二人をより強く深く結び付けたか、私にはわかりません。

 興味があれば、「幸せの教室」を観に行ってください。そして私に答えを教えてください!