第2シードの日本は、08年北京五輪銀メダルのメンバー3人をそろえたシンガポールを3-0で破って決勝進出を決めました。
1番手の福原愛選手が銅メダリストのフェン・ティアンウェイ(元中国人)を3-1で撃破してチームに勢いをつけ、2番手の石川佳純選手はシングルス準々決勝で勝っているワン・ユエグに付け込むスキを与えず3-0で完勝。第3試合のダブルス石川、平野早矢香組も流れを手放さず、ワン、リ・ジャウェイ組戦の第1ゲームで11-3と圧倒すると、その後の2ゲームも連取。3試合で1ゲームしか落とさず勝利しています。
とりあえずシンガポールは強いのですが、福原愛選手の気迫が勝り、相手チームを呑んだ感じになり、つけ入る隙間がなっかたと思います。
石川佳純選手は小学生のときから有名で、見た瞬間に「卓球の天才」が現れたと思いました。福原選手より4才年下で彼女を目標に頑張ってきた人です。
実力は福原より上とおもいますが、メンタルが福原の上だと思います。最近の石川選手はよく練習していますが、練習量からいえば福原の方が多いでしょう。石川も開き直る人になれば、世界チャンピオンもそう遠くはないと思います。