記事一覧

 チャリティーマラソンの新しい取り組み!!!

 酒井 政人さん・スポーツライター(東農大1年時に箱根駅伝10区出場)が下記のようなことを述べている。

 「もし本気の24時間マラソンを視聴者に届けたいなら、川内優輝(埼玉県庁)にオファーしてほしいと思う。川内は公務員規定で出演料を受け取ることができないわけだし、日本トップクラスのランナーが本気で走るとどうなるのか。そこにはただの(練習不足の)タレントが走る姿とは、まったく違う光景が見られるはずだからだ。
 また、有名無名を問わず公募制にするのはどうだろう。「エントリー費」(個人の寄付金)と「24時間で走る目標距離」を宣言してもらい、「応募の理由」も発表。そのチャレンジに賛同した人が寄付をして、いちばん寄付金を集めた人にチャリティランナーとして番組に登場してもらうのだ。
 有名人が多く参戦すれば、AKB総選挙のような盛り上がりが期待できるだろう。ギャラがかからないどころか、スタート前から多くの寄付金が集まり、視聴者が見たい人も登場させることができる。視聴率も自然と高くなり、さらに多くの寄付金を集めることができるはずだ。
 もちろんコースは秘密にするのではなく、400mトラックや神宮外苑などの周回コースにして、多くの観衆が見守る中で走ってもらうのがいいだろう。その走りに感動した人がさらに寄付金を払ってくれるだろうし、たくさんの声援がランナーの力になるからだ」と提案している。

 つまりこれなら1千万円でなくても、100万円くらい寄付して走りたいなと思いました。多分寄付行為なので、所得税から控除してくれると思いますが、税務署はどうするのでしょうかね・・・?

 24時間テレビは、本来のチャリティーとは違う!!

 いつもこの時期になると24時間テレビに疑問を抱いてしまいます。

 「24時間テレビ…こんな”感動”でいいのか?」という見出しで、どこかのアクセスランキングで1位なのでビックリしました。

 何が問題かというと、24時間マラソンする人のギャラ、総合司会者のギャラが高過ぎるからです。

 報道によりますと「チャリティランナーは1000万円、総合司会は500万円という高額な報酬が支払われているという。確認しておくが、24時間テレビは「チャリティ番組」だ。また24時間テレビの予算は総制作費4億2000万円で、CM収入合計が22億2750万円。そのうち出演者のギャラと制作費を除いて、赤字にならない範囲で寄付に回すとも書かれていた。そうやって作られた番組が昨年は18.1%という高い平均視聴率をマークして、15億4523万円という寄付金を集めている」と書いてありました。
 本来のチャリティーなら、製作費もテレビ局が持ち出し、CMなどの収入もすべてチャリティー資金へすれば、22億以上の資金が入ってきます。ちなみにアメリカやフランスのチャリティ番組に出演するタレントは、世界的に有名なアーティストでも全員ノーギャラだそうです。だから商業化したチャリティーは視聴者などの参加者に対して裏切っていると思います。僕に走らせてくれたら、1千万円寄付しますよ!!・・・・ちょっときついな!!