夏の高校野球岩手大会の決勝で、花巻東と対戦した大船渡が、エース佐々木朗希投手を起用せずに敗れたことで賛否両論が巻き起こっている。
野球評論家で元プロ野球選手の張本勲氏(79)は、7月28日の「サンデーモーニング」(TBS系)のコーナー「週刊・御意見番」で「最近のスポーツ界で私はこれが一番残念だと思いましたよ」と語り、大船渡の采配に憤慨した。また、けがをして将来の可能性をつぶすべきではないという意見に対しても「(佐々木投手の)将来を考えたら投げさせたほうがいいに決まってるじゃない。苦しいときの投球を体で覚えてね、それから大成したピッチャーはいくらでもいるんだから。楽させちゃダメですよ。スポーツ選手は」と声をはり上げた。そんなことをいう根性論でスポーツをする時代はとっくに終わってます。暑い日の練習時に水を飲むな!以前はそうでした。今は水分を取らない人はほとんどいません。環境や身体状況など悪くて戦えるような時代ではありません。明日死ぬというならば、どんなことがあってもやればいいかもしれない。
これは、野球選手の投手の寿命に関して、知識のない時代の話で、勢いだけで野球をするものではないと思います。特に投手は選手生命が短い。張本さんは野手なので長くおれただけです。
元プロ野球選手の板東英二さんは過去に高校野球で延長18回投げ、その後中日に入団していますが、本人いわく、その時点で肩は壊れており、ごまかしごまかし投げていたといわれてました。怪物江川氏もそんな一人と思います。犠牲になった甲子園球児がたくさんいます。才能に恵まれた選手には、正しい指導ののとにもっとあと押しをすべきだと思います。