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 粟生田橋の橋桁は無事!!

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 台風11号の雨は最近になく、雨量がかなり多かったですね!
 
 JR小野町駅のぶらっときすみに行き、寒かったのでかけソバを注文して食べ、その足で粟生田橋の橋桁を見に行きました。流されてなくて安心しました。

 でも周囲はかなり危険な状況だったと思います。明日が心配です!!

 研修医と助教授とテニス・・・その2

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 研修医は、もう二度と助教授とテニスをしなくなりました。結構仕事を押し付けてくる助教授で、たまたま出て行かなくてならないことがあって、仕事を頼んで病院を出ました。すると翌日、机に1枚のメモ用紙が貼ってありました(写真)。内容は次の通りです。

 「研究も勉強もしてないのだから臨床位
  文句をいわずにやれ。病棟主任にまかすな。
 ましてや病棟主任に指図めいた言動はくな。
                      (KY)
 遊ぼうと思うな。
 苦労は買ってでもしろ!!
 言い訳、弁解はするな。男の背中で証明しろ。」・・・というメモでした。

 講師の助言通り、今まで周囲の人によいしょされているのが分かっていないということです。一緒に仕事をすると本当に疲れます。

 私は、ここで文句を書かれているほどいい加減に仕事はしていなかったように思います。テニスの試合に勝ってから、仕事を押し付けて、自分はさっさと帰ってしまいます。本当にひどい上司でしたが、このメモのお蔭で、いろいろ勉強のチャンスを与えてもらい、感謝しています。特にしょうもないことで怒らなくなったのも、このメモのお蔭です。ひ弱な男を、少し逞しい男にしてくれたのが、このメモです。診察室の机に今も貼っています。
 

 研修医と助教授とテニス・・・その1

 ある研修医とそこへ赴任してきた助教授との話です。私が研修医のときの時代です。
 研修医は卓球部のキャプテンをしており、医師になってからテニスを始めました。上手くはないが、卓球の戦略を活かしてなかなか勝負はしぶといものがありました。助教授の方は、大学でテニス部のキャプテンをしていて、この10年はテニスをしたことがなかった。暇なこの2人はテニスの話で意気投合し、試合をすることになりました。
 助教授はこんな素人の研修医なんかに負けるはずがないと思っていたようです。ところが、この研修医は粘って粘って、相手を疲れさせてしまい勝ってしまいました。打ち合いをしたら負けると思い、前後の揺さぶりという作戦で、助教授は足が止まったという訳です。
 その当時は、内科講座ができたばかりで、教授、助教授、講師、そして研修医しかいないところでした。患者もいないので、あまり仕事がなく、暇をもて遊んでいる状態でした。研修医の指導は、講師がほとんどやっていましたが、助教授にも指導してもらっていました。
 ところで、試合が終わってから助教授の態度が変わりました。以前のようなほんわかムードから厳しいピリピリムードになってしまったのです。研修医が意見をいうとすぐに絡んできて、険悪なムードになることが多かったようです。
 ここで思い出しました。薬屋さんとゴルフをした副院長の話を!講師のDr.がこっそり教えてくれました。真剣にするのはいいが、勝ってはいけない相手に勝つことは絶対してはダメダメと!!